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関東地方は3月の雪らしいが、当地では冷たい雨。
こんな日は花の色が冴えない。
朝、昼、晩、はては夜の照明下と表情を変える花の色は自然の創造物の妙を感じます。

デジカメもこれを撮りたいがため、よい機種が出るたび思い悩み、みんなに笑われてきた。
ところが、新しい機種でも杭州寒蘭の緑色を出すことは至難の技なんです。
背景紙を使うとこれまた色が出しにくい。

自然と花のアップの写真が多くなり、葉、花のバランスを言う先輩に見せると不評をかうのである。

山を散策していて木漏れ日に輝く春蘭の花みたいな写真をなんとか撮ってみたいものである。

画像は去年の11月撮影
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杭州寒蘭の魅力に花弁、舌の透明感はかかせません。
いつの日かダイヤモンドのように輝く花に出会えることを夢見ています。

今年の1月の撮影
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こんな地味な花も。
透明感は期待できませんがいろんな色を含んで見る角度、光の当たり方で表情を変えます。
「白晃殿」とラベルにあります。

ケイランの品種は最近に至ってあまり大事に保存されておらず、札落ち、札間違いもあり品種名には間違いも多々あります。
疑いのあるものはご教示いただければ幸いです。
出来れば葉の写真も載せられれば良いのですが、花を見ていただくことを優先します。
c0068168_9555315.jpg春蘭は地際でやっと開きかけ。
写真に撮れるようなものは今年は何もありません。

かわりに杭州寒蘭が咲いています。2月になってから開いてきました。
天候がへんなのか、作がへたなのか、春咲き品種だったらおもしろいな!

花の色もなんとなく春の緑に見えたりして???
c0068168_22113723.jpg玉妃が咲いてきました。
この個体はピンクで舌点が少ないタイプ。
弁元が色が透けるので弱く整形に咲かせるのが難しいですね。
葉芸が進んだ個体の花は純白に近い花を咲かせます。

報歳蘭は茶色のよれた花しかないとおもっている人が多いですが、
日本に入って結構歴史があるので意外ときれいな花があります。

これから花のシーズンに入るので少し紹介していきます。
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去年の話です。
中国からの荷物に花付きの九華が束になってありました。
その中の一群がきれいなパステルカラーのピンク色なのです。
不思議な思いはしないでもなかったのですが、見ているときはそこまで頭が回りません。
値段も他のふつうの花と変わらないと記憶しています。
九華は興味もなく、作ろうとも思っていなかったのに、まぜこぜ10株ほど買ってしまいました。

さて、植え込みを始めるときになってよく点検すると、花茎にメスの後が入っているではないですか。ここから色素を吸わせたようです。
その前年春蘭の着色花が中国から大量に入り、そのときはおかしいと思い手を出さなかったのですが、ちょっと知識の薄い分野になると思考回路が正常に働かないものですね。

しかし、悔しい思いはなく、「たいしたものだ!」と感心してしまいました。

下の写真は中国春蘭の着色花。
これらは薬品を塗って浸透させる方法のようです。
韓国の雑誌が現場までいって取材をしてきたようです。
ということはその前年に気づき、情報収集がなされていたということです。
日本には2002年まで大量に流入してしまいました。
私も2000年に買って翌年青い花が咲いた経験が.......!

c0068168_1965828.jpgc0068168_1971919.jpg薬品を浸透させて作るには、土の中でまだ葉緑素が乗らない状態で処理するので蕾の外皮をむしってあるのが特徴です。また、詳しく見れば色素が花脈に沿って濃くなっていたり弁先ににじんでいたりするのが見えたりします。
ま、こんなすばらしい色の花がこんなに安く流通するのを不思議に思う平常心があればいいんですけどね。なかなか!
c0068168_21393764.jpg杭州寒蘭です。
友人が見に来たとき棚の隅から見つけ出してくれたものです。
「これは良くなりますよ」のアドバイス通り、日に日に色を上げ、こんなにすばらしく咲きあげて感動です。